スティーナ・ノルデンスタム
1969年、スウェーデンのストックホルム郊外で生まれる。
15歳でデビューし、楽曲は勿論、キーボード、ギター、ベースなども演奏するマルチ・プレーヤーであり、ジャケットのデザインやプロデュースもこなす天才女性アーティスト。
その独創の比類なさにおいてビョークと双璧をなし、独特のウィスパーボイスで歌う彼女の歌声は、コアなファンを惹き付ける。また、アーティスト・アーティストとして有名で、トム・ヨーク、シガー・ロス、デヴィッド・シルヴィアン、ジム・オルークやスウェードのブレット・アンダーソン等が絶賛。特にジム・オルークは彼女の熱狂的なファンで、過去に自らスティーナをプロデュースしたいと何度か申し出たが、ことごとく断られている。
Little Star
1994年発表の彼女の代表曲。映画「ロミオ+ジュリエット」のサウンドトラックに使用され、大きな話題となる。
Romeo + Juliet - Little Star
映画「ロミオ+ジュリエット」版
Little Star リミックスヴァージョン
Michel Gondry ディレクション
ライブをしないスティーナ
1991年にストックホルムでライブをして以来、彼女はライブを行っていない。
その理由を彼女は「アルバムとしてレコーディングしたものをライブで再現はできないじゃない。それにライブをやるのはエンターテイナーとかアクターに近い感覚だと思うの。ライブが好きな人は多いって言うか、きっとほとんどの人がそうなんだろうけど、わたしはそういう部分にはあまり興味がないわ。」と語っている。(ウィキペディアより抜粋)
When Debbie's Back From Texes
同じく1994年に発表のセカンドアルバム『And She Closed Her Eyes』からのシングル。
これ以降、ダブやエレクトロニカ方向の構築的なサウンドになっていくのだが、個人的にはこの頃のスティーナが一番好きです。
People Are Strange
1998年、初のカヴァーアルバムとなる『People Are Strange (まぼろしの世界)』をリリース。
ドアーズやロッド・スチュワート、ロイ・オービソンやプリンス、エルヴィス・プレスリーの名曲から、ほとんど知られていないような伝統音楽や古いフォークソングまでカヴァーしている。
Everyone Else In The World
2001年、5枚目のアルバム『This Is Stina Nordenstam』日本未発売なのは何故だ?
「これがスティーナ」というタイトルが示すようにスティーナらしい原点に帰ったアルバム。
Get On With Your Life
2004年発表の、6thアルバム『The World Is Saved』より。
切なくて緻密で、儚げなエレクトロニカサウンドに…。「スウェーデンのビョーク」と評されるのもうなずける。
そう言えば、ニューアルバムは2006年発売予定と発表されてたけど、全然出る予定ないのが残念です…。
視聴:http://www.myspace.com/nordenstam
ディスコグラフィー
1991年 Memories Of A Color(メモリーズ・オブ・ア・カラー)
1994年 And She Closed Her Eyes(瞳の中で・・・)
1996年 Dynamite(ダイナマイト)
1998年 People Are Strange(まぼろしの世界)
2001年 This Is Stina Nordenstam(日本未発売)
2004年 The World Is Saved(ザ・ワールド・セイヴド)
一枚だけ選ぶとすると、「Little Star」も入ってるセカンドアルバム
『And She Closed Her Eyes』がおすすめです♪
んー、『People Are Strange』も捨てがたい・・・