FUJI ROCK FESTIVAL'07 特集 Vol.3
三日目、7月29日(日)最終日のメンバーは
THE DURUTTI COLUMN
20年以上前にポストロックはおろかオルタナってジャンルもない時代に、ヴィニー・ライリーの出現は衝撃的でした。映画『24PARTY HOUR PEOPLE』の中で詳しく紹介されていますが、マンチェ最初のクラブ『ハシエンダ』(ロックからダンス音楽&クラブに移行を遂げた、もはや伝説的なクラブ)のオープニングアクトはあのジョイ・ディビジョンでもハッピー・マンデイズでもなく、ドゥルッティ・コラムことヴィニー・ライリーだったのです!本人も映画の中で登場(観客役で2秒くらい)してて、映画館で一人、「おーーー!!」って叫ん で他の客から白い目で見られました。ww
DURUTTI COLUMN CLIP
Prayer
Jacqueline
視聴:http://www.myspace.com/durutticolumn
- アーティスト: DURUTTI COLUMN
- 出版社/メーカー: KOOKY
- 発売日: 2018/12/07
- メディア: CD
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PETER BJORN AND JOHN
スウェーデン出身。2000年にバンドを正式にスタート。2002年にはファースト・アルバム『Peter Bjorn And John』を、2004年にはセカンド・アルバム『Falling Out』を、地元スウェーデンでリリース。そして2006年5月、サード・アルバム『ライターズ・ブロック』をスウェーデンでリリース。口笛が印象的な同アルバムからのファースト・シングル「ヤング・フォークス」がラジオで大量にオンエアされ、アルバムもヒット。その流れを受け、バンドはUKではウィチタ(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー、シミアン・モバイル・ディスコ、ブロック・パーティー等が所属)と契約。結果的に「ヤング・フォークス」はUKでもトップ40ヒットを記録し、アルバムもNME誌レビューで10点中9点の高得点をマークするなど好評価を獲得するに至った。結果的に“口笛ソング”こと「ヤング・フォークス」は、NME誌の年間ベストシングルの2位にもランクイン。
Young Folks
Objects Of My Affection
視聴:http://www.myspace.com/peterbjornandjohn
- アーティスト: ピーター・ビヨーン・アンド・ジョン
- 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
- 発売日: 2006/12/13
- メディア: CD
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CLAP YOUR HANDS SAY YEAH
デビュー・アルバムのリリースから1年半、07年1月に、セカンド・アルバム『サム・ラウド・サンダー』をリリースしたアメリカはニューヨークの5人組クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー。バンドの中心人物アレック・オンスワースとデイヴ・フリッドマン(ザ・フレーミング・リップス、モグワイ、マーキュリー・レヴ他)の共同プロデュースによるこのアルバムは、バンド独自の世界観をより深化させた傑作となった。05年の6月、レーベル無所属のままにリリースされた彼らのデビュー・アルバムは、既に全世界で30万枚以上を売り上げている。そして最新セカンド・アルバムも、アメリカ以外はウィチタ/V2からのリリースだが、USでは同じく自主制作でリリースされた。にもかかわらず、ビルボードのチャートにランク・インする等、ヒットを記録中である。
Is this Love? Live Letterman
Home On Ice
視聴:http://www.myspace.com/clapyourhandssayyeah
- アーティスト: クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: CD
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DEERHOOF
1994年にサンフランシスコで結成以来、真にインディペンデントで自由な精神を守りながらも絶え間なく変化し続けてきた奇跡のロック・バンド。2000年からは現在と同じグレッグ、サトミ、ジョンの3人が不動のメンバーとして定着する。トム・ヨーク(レディオヘッド)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)、ウェイン・コイン(フレーミング・リップス)、クエストラヴ(ザ・ルーツ)、デヴィッド・ボウイ、アル・クーパーなど、様々なバックグラウンドを持つアーティストたちから多大なリスペクトを受けている。2006年12月に発売されたアルバム『フレンド・オポチュニティ』が最新作。サトミの母国である日本との繋がりも深く、今回のフジロック出演が実に6度目の来日となる。天性のポップ感覚とワイルドなロック魂が融合するライヴ・パフォーマンスは圧巻。
Panda Panda Panda
Live at the UICA
視聴:http://www.myspace.com/deerhoof
- アーティスト: Deerhoof
- 出版社/メーカー: Kill Rock Stars
- 発売日: 2007/01/23
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THE SHINS
今年1月に、4年振りとなるサード・アルバム『WINCING THE NIGHT AWAY』を発表。ビルボード・チャートで初登場2位に登場し、SUB POPのアーティストとして、ニルヴァーナ以来の快挙を達成した。始まりは2001年、デビュー作『OH, INVERTED WORLD』は、繊細で鋭敏な詩の世界、ブライアン・ウィルソンを思わせる卓抜したポップ・センス、切れの良いボーカルで極めて高い評価を得る。続く2003年発表のセカンド・アルバム『CHUTES TOO NARROW』もロング・セラーとなり、両作品とも 40万枚以上のセールスを記録している。今回のフジ・ロックは2005年以来、2度目の来日ライブとなる。
So Says I
Turn On Me
視聴:http://www.myspace.com/theshins
- アーティスト: ザ・シンズ
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/01/24
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clammbon
原田郁子、ミト、伊藤大助のスリーピース・バンド。99年シングル「はなれ ばなれ」でメジャー・デビュー。昨年リリースしたクラムボン史上初の2枚組ライヴ・アルバム「3peace 〜live at 百年蔵〜」は、バンドの演奏力とパフォーマンス力が爆発した傑作となった。昨年はカヴァー・アルバム、シングル、ライヴ・アルバムと立て続けに作品をリリースしてきたクラムボンであるが、5/23には2年ぶりとなる待望のオリジナル・アルバム「Musical」をリリース。FUJI ROCK FESTIVAL '07出演前の6月からは約一ヶ月間の全国ツアーを予定しており、ツアーを通した結果の素晴らしいライヴがFUJIのステージで期待される。
シカゴ (Chicago)
hanare banare PV
http://www.clammbon.com/
- アーティスト: クラムボン
- 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
- 発売日: 2007/05/23
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BATTLES
ex.Helmet、現TomahawkのJon Stanier、ex.Don Caballero、Storm & StressのIan Williams、ex.LynxのDave KonopkaそしてTyondai Braxton (ソロでも活動、また父親はシカゴ出身の伝説的ジャズ・ミュージシャンAnthony Braxton)という錚々たるラインナップによるNYベースの超絶バンド。'04年にそれぞれ異なるレーベルから3枚のEPをリリース、'05年にはWarp Recordsと電撃契約し'06年初頭にこれまでリリースされたEPをコンパイルした『EP C/B EP』をリリース。そして2007年、遂にBattlesとしてのオリジナル1stアルバム『Mirrored』の完成と共にFUJI ROCK参戦が決定。ポリリズム/変拍子やミニマルを独自のセンスで解釈した驚愕のアンサンブル。その確かな技術に裏打ちされた緊張感溢れる演奏と、ハードコアやロックのエレメンツからテクノ、ジャズ、アフロ、ミュージック・コンクリートに至る様々な音楽的要素が吸収され再構築されたバトルスとしか形容不可能なオリジナル・サウンドは文字通り圧巻の一言!!
Chicago ENTIRE CONCERT
最新の1時間ライブなので時間あるときにチェキで!もの凄くかっこいいですよ♪
視聴:http://www.myspace.com/battlestheband
- アーティスト: Battles
- 出版社/メーカー: WARP RECORDS
- 発売日: 2007/05/22
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V∞REDOMS
EYヨが中心にとなって1986年に結成。既存概念を軽々と打ち破るボアダムスの音楽や存在が十分理解認識されている環境とはいえなかったが、ロック文脈に縛られない自由で開放的な表現、理性的でプリミティブなサウンドは多くの若い世代を捕らえ、音楽関係者の称賛を浴びた。2001年V∞REDOMSとしてドラム3台とDJの形態で円く輪を組み演奏すると言う、ボアダムスの核を追求していく形態を始めていく中、フジロックや国内外でも精力的な活動を続け活躍中。ボアダムスは20年にわたる活動の中で様々な音楽や文化を消化し、浄化して、力強 く、衝撃的で美しい活力にあふれた音楽へと変え続けている。
Donaufestival 2007, Krems
Live in New York
Fuji Rock Festival 2001
- アーティスト: BOREDOMS
- 出版社/メーカー: commmons
- 発売日: 2007/03/28
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JUNO REACTOR
1980年代初頭、流行し始めてたばかりのエレクトロニックミュージックムーブメントの中心にいたBEN WATKINSをコアメンバーとしてJuno Reactorが結成される。多くのアーティストとの共同しながら、絶えず新しい音楽を作り続け、現在までに、6枚のオリジナルアルバムを発表する。 最新作”LABYRINTH”は、2004年9月にリリース。
Live in Paris
Live in Tokyo
視聴:http://www.myspace.com/juno_reactor
- アーティスト: ジュノ・リアクター
- 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
- 発売日: 2002/08/21
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そして最終日の大トリを勤めるのは・・・
THE CHEMICAL BROTHERS
マンチェスター大学在学中に活動を始め、当初はダスト・ブラザーズと名乗っていたが、アメリカに同名ユニットが存在していたために改名。ダンス・テクノのジャンルでは史上初のUKアルバムチャート1位を成し遂げたクラブ・シーンのカリスマ。マンチェ・シーンの一時代を築いたクラブ「ハシエンダ」の狂騒的な盛り上がり、ニュー・オーダーやハッピー・マンデーズのブレイク等々の流れを受け、マンチェスターに根付く「ロックとダンスの融合」という命題をサンプリング的見地から推し進め、世界中のダンス・フロアやライヴ・ハウス、ロック・フェスを熱狂させてきた。今回のフジのパフォーマンスも期待が高まる。
Hoops (From Fuji Festival 2002)
Hey Girl Hey Boy (live Scotland 2003)
あれれ?こんなところに、リップスのウェインがまるでメンバーのように…。
Live at Ultra New York 2005
視聴:http://www.myspace.com/thechemicalbrothers
- アーティスト: ケミカル・ブラザーズ
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2009/03/11
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- アーティスト: ケミカル・ブラザーズ
- 出版社/メーカー: TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
- 発売日: 2007/06/27
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*ここで紹介したアーティストは新加入を除いて、ほとんどフジロックのHPの略歴から転記編集してます。