Stephanie Dosen

日本ではまだデビューしてないので詳しいことはわかりませんが、とっても素朴なローファイ/フォーキー♪
おとぎ話のような歌を唄う、素敵な女性SSWを紹介します。

デビュー前の素敵なお話


彼女はアメリカのウィスコンシン州クジャク農場で育てられました


ある日、皆が収穫期で忙しい時、彼女は屋根裏で埃をかぶったギターを見つけました


当時、彼女が知ってる歌手はオリヴィア・ニュートン・ジョンだけだった


ステファニーは屋根裏でこっそり歌を作った


それは彼女だけの秘密でした


そして、白鳥やキツネと一緒にその作った歌を歌う練習をするのです


彼女は沢山の子守唄を屋根裏部屋で


ジョニ・ミッチェルような詩を


小さい頃に書いたのだそうです


農場にいた動物たちへの子守唄・・・


おとぎ話のような、素敵な物語…


そんな歌が詰まった物語の始まりです




THIS JOY(Live at Berlin 2007)


Send up the sun now

The midnight darkness

Is nearly through

I’m one day older

But this love is still as true

And hey its gonna be taking me over

This joy is gonna fill the inside out...


After the hammer

All around me little stars

But i’ll find the pattern

The constellation is in my heart

And hey its gonna be taking me over

This joy is gonna fill the inside out.


Lyrics / Stephanie Dosen

ステファニーが影響を受けたアーティストは

Cocteau Twins
Suzanne Vega
Nick Drake
Sinead O'connor
Innocence Mission

だそうです。


ここで4曲フル視聴:http://www.myspace.com/stephaniedosen


オフィシャルHP:http://www.stephaniedosen.com/index.php?page=music
ここで全曲視聴できます→「audio」をクリック♪


デビュー・アルバム『A Lily for the Spectre

輸入版はAmazonで購入できます→amazon:Stephanie Dosen
そう言えば、あの"Innocence Mission"の名曲「Lakes of Canada」も、カヴァーで歌ってますよ♪


mixiで彼女のコミュニティがなかったので作ってみました。気に入ってくれたら参加してみてくださいね♪
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2378400

Alpha / Craig Armstrong

まず最初に紹介するのはシネマティック・ラウンジ・サウンドの雄から。
マッシブ・アタックより抜け出したオーガニックな授玉のサウンドユニット。

Alpha/アルファ


Massive Attack”のレコーディングエンジニア、コリン・ディングレイ/Corin Dingleyとアンディ・ジェンクス/Andy Jenksからなる、英国ブリストル出身の二人組ユニット。
ゲストボーカルにはウェンディー・スタッブス、ヘレン・ホワイト、ムーアハブンのボーカリストのMartin Barnard/マーティン・バーナードが参加。3作目のアルバム『The Impossible Thrill』よりマッシブ・アタックが主催するレーベル、MELANKOLICから彼ら自身が運営するレーベル、Don't Touchに移籍する。2004年には、初のインスト・アルバム「Lost in a garden of clouds Part 1」を発表し現在に至る。

トリップホップと60年代のラウンジ・サウンドとの融合

バカラックを彷彿させる自慢のメロディやコード進行は、まさに映画そのもの。その音像は“欧州オシャレシネマのサウンドトラック”と言うに相応しいのかも。。ディンギーとジェンクスのサウンドと演奏をゲストヴォーカリストが助け、美しく調和している。精巧で緻密。




Beaches somewhere

ゲストヴォーカルのマーティンの声がたまりません!




Home movie

マーティンは、ヴィジュアルもかっこよし!




1997年作の1stアルバム『Come from Heaven』

デビューアルバムにして大傑作。


視聴:http://www.myspace.com/donttouchrecordings
このレーベルのマイスペースより数曲視聴可能
Amazonamazon:Come from Heaven




次に紹介するのはシネマティック・アンビエント・オーケストラの雄。

Craig Armstrong/クレイグ・アームストロング


スコットランド生まれ。イギリス王立アカデミーでバイオリンと作曲を学んだあと、舞台音楽の道に進み、グラスゴーのトロン・シアターで常任作曲家となった。また、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにも音楽を提供している。
マッシヴ・アタックの代表作『プロテクション』でのアレンジャーとしてその名を馳せ、その後はマドンナ、ペット・ショップ・ボーイズ、ビヨークなどを手掛ける。

映画/舞台音楽界の天才コンポーザー

主な作品に『ミッション・インポッシブル』『ロミオ+ジュリエット』(96年)『ムーラン・ルージュ』(01年)『ボーン・コレクター』『ラブ・アクチュアリー』(03年)などの大作でスコアを担当する。特に『ロミオ&ジュリエット』の音楽では、BAFTAのアンソニー・アスキス賞とイヴォー・ノヴェロ賞をダブル受賞。『ムーラン・ルージュ』でもイヴォー・ノヴェロ賞を受賞し、今や映画/舞台音楽の天才と言われ、イギリス国内では最も注目を集める存在。




Craig Armstrong feat Liz Fraser - This Love

Coucteau Twins のリードヴォーカリスト Elizabeth Fraser をフーチャリング。




Craig Armstrong feat. Evan Dando - Wake Up in New York

Lemonhead´s のリードヴォーカリスト Evan Dando をフーチャリング。




Craig Armstrong feat. Bono - Stay

言わずと知れた、いまやノーベル賞候補の政治活動家ボノとのコラボレーション。
U2の、あの曲がこんなに穏やかになるとは、クレイグさすがです。けどこの映像はコメントに困る。モロヴェンダースなのはどうかと思うが、ボノのセンスの悪さがここにも・・・




Piano Works The Film

デヴィッド・バーナード監督によりスタジオ・エクレールで撮影された映像にのせて…。
『piano works film(邦題:理想の恋人)』のテーマ。穏やかで、美しいです。




Glasgow Love Theme

映画『ラブ・アクチュアリー』より、「グラスゴーから愛のテーマ」。
この映画のラストシーンは印象深くて好きだった(内容は覚えてないが)けど、これもクレイグ!




写真はアルバム『The Space Between』

クレイグのアルバムは全てが素晴らしいが、『ロミオとジュリエット』でそのスタイルを確立したのは間違いないので、その中の"Balcony Scene"と、 Evan Dando フーチャリングの名曲"This Love"が含まれているので、このアルバムがおすすめ。


視聴:http://www.myspace.com/craigarmstrong
Amazonamazon:Craig The Space Between

スティーナ・ノルデンスタム


1969年、スウェーデンストックホルム郊外で生まれる。
15歳でデビューし、楽曲は勿論、キーボード、ギター、ベースなども演奏するマルチ・プレーヤーであり、ジャケットのデザインやプロデュースもこなす天才女性アーティスト。
その独創の比類なさにおいてビョークと双璧をなし、独特のウィスパーボイスで歌う彼女の歌声は、コアなファンを惹き付ける。また、アーティスト・アーティストとして有名で、トム・ヨークシガー・ロスデヴィッド・シルヴィアンジム・オルークスウェードのブレット・アンダーソン等が絶賛。特にジム・オルークは彼女の熱狂的なファンで、過去に自らスティーナをプロデュースしたいと何度か申し出たが、ことごとく断られている。




Little Star

1994年発表の彼女の代表曲。映画「ロミオ+ジュリエット」のサウンドトラックに使用され、大きな話題となる。


Romeo + Juliet - Little Star

映画「ロミオ+ジュリエット」版


Little Star リミックスヴァージョン

Michel Gondry ディレクション



ライブをしないスティー


1991年にストックホルムでライブをして以来、彼女はライブを行っていない。
その理由を彼女は「アルバムとしてレコーディングしたものをライブで再現はできないじゃない。それにライブをやるのはエンターテイナーとかアクターに近い感覚だと思うの。ライブが好きな人は多いって言うか、きっとほとんどの人がそうなんだろうけど、わたしはそういう部分にはあまり興味がないわ。」と語っている。(ウィキペディアより抜粋)




When Debbie's Back From Texes

同じく1994年に発表のセカンドアルバム『And She Closed Her Eyes』からのシングル。
これ以降、ダブやエレクトロニカ方向の構築的なサウンドになっていくのだが、個人的にはこの頃のスティーナが一番好きです。




People Are Strange

1998年、初のカヴァーアルバムとなる『People Are Strange (まぼろしの世界)』をリリース。
ドアーズやロッド・スチュワートロイ・オービソンやプリンス、エルヴィス・プレスリーの名曲から、ほとんど知られていないような伝統音楽や古いフォークソングまでカヴァーしている。




Everyone Else In The World

2001年、5枚目のアルバム『This Is Stina Nordenstam』日本未発売なのは何故だ?
「これがスティーナ」というタイトルが示すようにスティーナらしい原点に帰ったアルバム。




Get On With Your Life

2004年発表の、6thアルバム『The World Is Saved』より。
切なくて緻密で、儚げなエレクトロニカサウンドに…。「スウェーデンビョーク」と評されるのもうなずける。




そう言えば、ニューアルバムは2006年発売予定と発表されてたけど、全然出る予定ないのが残念です…。

視聴:http://www.myspace.com/nordenstam

ディスコグラフィー

1991年 Memories Of A Color(メモリーズ・オブ・ア・カラー)
1994年 And She Closed Her Eyes(瞳の中で・・・)
1996年 Dynamite(ダイナマイト)
1998年 People Are Strange(まぼろしの世界)
2001年 This Is Stina Nordenstam(日本未発売)
2004年 The World Is Saved(ザ・ワールド・セイヴド)


一枚だけ選ぶとすると、「Little Star」も入ってるセカンドアルバム
『And She Closed Her Eyes』がおすすめです♪

んー、『People Are Strange』も捨てがたい・・・


Amazon購入→amazon:Stina Nordenstam

レニ・リーフェンシュタール


 ダンサー・女優・映画監督・写真家・ダイバー。彼女に経歴と言う言葉は無意味だと思うが、自分の持てる力を最後まで燃焼しつくした彼女の一生は、人間という存在が持つ「可能性」を証明してくれた。彼女の人生の軌跡は、ぼく達に、人間はここまでできるという真実を伝え、勇気と希望を与えてくれた。敬愛してやまない20世紀最強の女性、レニ・リーフェンシュタール。その102年の歴史を紹介します。


Leni Riefenstahl

1902年8月22日ドイツのベルリン生まれ。
 ベルリンオリンピックの記録映画『オリンピア』と、ナチ党大会の記録映画『意志の勝利』が国威を発揚させるプロパガンダ映画として機能したという理由から、ナチのプロパガンダ映画製作者として忌み嫌われ、戦後長らく黙殺される。1970年代以降、アフリカ、ヌバ族の人びとを撮影した写真集と、水中撮影写真集の作品で、戦前の映画作品も含めて再評価の動きも強まったが、依然ナチ信者の烙印は消えず、その生涯を終えることとなる。


Olympia

歌はダミアン・ライス。何故ゆえこの美しい映像が、忌み嫌われ、レニが戦犯になってしまうのだろうか…。
波瀾万丈な人生を歩み、死ぬまでその歩みを止めなかった20世紀最大の女性芸術家レニの生涯を追ってみる。

映画監督になるまで


 レニ・リーフェンシュタールは、1902年、ベルリンの裕福な家庭に生まれた。生来の美貌、体力、感性を持った彼女は、まずダンサーとして世に出ることになる。女優としてのデビューは、22歳の時。初主演で抜擢された『聖山』は大ヒットを記録し、レニは人気女優として認知された。その後も何本かの山岳映画に主演するが、巨匠アーノルト・ファンク監督の技法を現場で吸収したレニの中に、自分自身の映画を作りたいという欲求が生まれてくる。当時、女性が映画監督をするなど考えられない時代だったが、レニの情熱は社会的通念などものともしなかった。そして初の監督・主演作品『青の光』を製作。光と影を効果的に使った幻想的な映像、神秘的な伝説を織り込んだこの作品は、世界から拍手を持って迎えられ、ヴェネチア映画祭で銀賞を受賞。なんとレニ、僅か30歳のことだった。

あまりにも美しすぎた映画『オリンピア』の悲劇


 1933年、ヒトラーがドイツの首相に就任。『青の光』を見たヒトラーは、レニにナチ党大会の記録映画製作を依頼する。そしてレニは歴史上、最も美しいと言われるプロパガンダ映画を完成させる。ヒトラーが総統になった翌年の1935年、レニの監督した『意志の勝利』は、ヴェネチア映画祭金獅子賞を獲得。映像作家として彼女は頂点に立った。翌年、ベルリン・オリンピック大会が開催され、IOCはレニに記録映画を依頼する。あたかもギリシャ彫刻のような肉体、躍動するトップ・アスリート達の美しさは、レニにとっても格好の素材だった。彼女は斬新な撮影方法を発案しながら、大量の資金と人材を投入してこの映画を製作。ベルリン・オリンピックは、ヒトラーが威信をかけて行ったものであり、ドイツの力を世界に知らしめるためにも、この映画の成功は必須だった。膨大な録画フィルムの編集にレニは2年間を費やした。こうして生まれた『民族の祭典』『美の祭典』2部作による『オリンピア』は、見事、ヴェネチア映画祭金獅子賞を再び獲得した。美貌、才能、権力、名声、その全てを手に入れたかのように見えたレニ。しかし、この華々しい成功こそ、皮肉なことに彼女を奈落の底に落とす運命の扉となってしまう。彼女にとっては、芸術性の探求が全ての行動の目的だったが、彼女の「美しい作品」は、結果的に、ヒトラーとナチ党の神格化に力を与えた。1945年、ヒトラー自殺。レニは、ナチ協力者として、アメリカ軍に逮捕される。彼女はその時が来るまで、ユダヤ人虐殺の事実などデマだと思っていたと後に語っている。

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アフリカとの出会い


 終戦後、レニは刑務所に収監される。彼女の政治責任を問う裁判は長期にわたり、その影響で一時的にフランスの精神病院に収容されることさえあった。だが、レニは一貫して無罪を主張。事実、レニは一度としてナチ党員になったことはない。最終的に審査機関は、レニを「ナチの同調者ではあったが、政治責任はなかった」と判定。しかし、社会は、そう簡単にレニを許そうとはしなかった。その大きな要因は、彼女が決して謝罪しなかったことによるだろう。知識人も、ドイツ国民も、こぞってレニを非難した。社会の逆風に抗いながら、不屈の精神を持って製作した映画『低地』の興行的失敗。コクトーとの共同製作による映画も資金不足でお蔵入り。しかも、次の映画のロケハンのために訪れたアフリカで、自動車事故による瀕死の重傷を負ってしまう。それでも奇跡的な生還を遂げた彼女は、入院中のベッドの上で、アフリカの奥地、スーダンのヌバ族の写真を目にした。

 この出会いが、レニの次なる運命の扉を開く。その姿に魅せられた彼女は、6年後、ヌバ族に会うため未開の奥地を探訪。レニ60歳の時である。  彼らヌバ族は、美しく、そして優しかった。ヌバに魅了されたレニは、それからどんな苦難が起こっても、毎年彼らの村を訪ね、その姿をカメラに収めていった。そしてレニにアーティストとしての復活の時が訪れる。8年の歳月をかけて撮り続したヌバ族の写真集が、世界中にセンセーションを巻き起す。レニの美の探求は、人間本来が持つ、原始の美しさに辿り着いた。

1973年に発表された写真集「THE LAST OF THE NUBA (最後のヌバ) 」は世界中のアーティストを魅了した。真っ黒な体に真っ白な灰をすりこんだ男たちの肉体。魅惑的に光り輝く少女たちのダンス。顔や体にほどこされたアーティスティックなペインティング。そこには誰も目にしたことのないヌバ族の美しい姿がここにはある。

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70歳を超え、レニ海の中へ


 70歳を目前としたレニは、初めてのシュノーケリングで、海の中の世界を目にした。そして、71歳の時、パートナーでアシスタントでもある40歳年下の男性ホルストとともにケニアに向かった。目的は、ダイビングのライセンス取得。年齢を51歳と偽り、見事に合格した彼女は、念願の海の世界に飛び込んだ。アフリカで人間の原始的な美に出会ったレニが、最終的に生命が生まれた場所、「海」に辿り着いたのは、もっともなことなのかもしれない。そこには原色の生物たちの美しさに満ち満ちているのだから。そして彼女は、76歳で水中写真集『Coral Garden』、88歳で『Wonder Under Walter』を発表。ドキュメンタリー『レニ』の中では、90歳を過ぎてもなお現役でダイビングを続け、水中写真を撮り続けるレニの勇姿を見ることができる。彼女の情熱はけっして衰えることなく、ついには100歳で、48年ぶりの新作映画『Wonder Under Walter』を完成させた。

アンダー・ワンダー・ウォーター 原色の海


1973年ヌバ族の写真集を発表した直後、71歳のレニは年齢を51歳と偽ってダイビングのライセンスを取得。
 30年間をかけて、2000回にも及ぶダイビングを繰り返して撮影し、この映画が完成したとき彼女は100歳の誕生日を迎える。モルディブセイシェル、紅海、カリブ海…。レニが世界中の海で出会ったさまざまな生命たち。その色とデザインは、人間が創り出すモードやアート以上に創造的で、レニが最後に到達したアートの世界は、感動を超え驚異的な美しさを覚えます。コクトーウォーホールファスビンダーからコッポラまで、世界中の芸術家を魅了しつづけた理由はこの映画を見ればわかるはず…。

ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海 [DVD]

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しかしナチ信者の烙印は生涯消えず、2003年9月8日、102歳でその一生を終えてしまう。


Olympia 序章


Leni Tribute

あなたのことは一生忘れません。
ありがとう、レニ。
http://www.youtube.com/watch?v=8PhNMdwvMmA


美の魔力―レーニ・リーフェンシュタールの真実

美の魔力―レーニ・リーフェンシュタールの真実

美少女が登場する映画のご紹介

ナタリー・ポートマン『レオン』


Natalie Portman 1981年6月9日生まれ
当時11歳のナタリー・ポートマンの華々しいデビュー作。
少女マチルダの凄腕の殺し屋レオンに対する純愛に萌え〜!


Leon The Professional

関係ないけどゲイリー・オールドマンがいい演技してました。この映画のラストが好き。



ナスターシャ・キンスキー『テス』


Nastassja Nakszynski 1961年1月24日生まれ
15歳の時からロマン・ポランスキーと関係し,自分がポランスキー監督の幼い情婦であったことを誇りとしてたそうです。17歳の時のポランスキー映画デビューがこの映画。


Fanvideo

パリ、テキサス以外はろくな映画に出てないが、ホテル・ニューハンプシャーの熊の着ぐるみとテスのイチゴ食うシーンに萌え〜♪

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エヴァ・オーリン『キャンディ』


Ewa Aulin 1950年2月13日生まれ
スウェーデン人で当時17歳の美少女エヴァに萌え〜!ジュゼッペ・ロトゥンノによるカメラワークが官能的。
リチャード・バートンリンゴ・スターウォルター・マッソージェームス・コバーンマーロン・ブランドと競演。
エロ可愛いとはまさにこの映画のことか!?



キャンディ→http://www.geocities.jp/candy1969/

エヴァ・オーリン→http://www.geocities.jp/ijajd/index.html

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ブリジット・バルドー『素直な悪女』


Brigitte Bardot 1934年9月28日生まれ


Et Dieu... crea la femm

無造作なブロンドの髪をかきあげながら魅力的な肢体で、男性を無意識のうちに翻弄するさまは、まさに本能。21歳のバルドーのバレエで鍛えたしなやかな体の動きに萌え〜!

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ヴァネッサ・パラディ『白い婚礼』


Vanessa Paradis 1972年12月22日生まれ



NOCE BLANCHE

この映画でデビュー!当時16歳で、先生に恋する高校生役を演じ、そのロリータぶりにノックアウト!セザール賞の新人賞とロミー・シュナイダー賞を受賞している。

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エマニュエル・ベアール『泉のマノン~愛と宿命の泉』


Emmanuelle Beart 1965年8月14日生まれ


MANON DES SOURCES

20歳のときに出演したこの映画でセザール助演女優賞を得て脚光を浴びる。長かったけど、ベアールの美しさに萌え〜!

イヴァナ・カルバノヴァー/イトカ・チェルホヴァー『ひなぎく


Las margaritas (Sedmikrasky)

バロウズもビックリのカットアップ&コラージュで展開される映像は全く持ってセンス良し。もはや女子的映画の伝説的傑作か。

ひなぎく [DVD]

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アン・ランバート『ピクニック at ハンギング・ロック』


1956年オーストラリアのブリスベン生れ



Picnic At Hanging Rock


PICNIC AT HANGING ROCK - Trailer

ソフィア・コッポラの『ヴァージン・スーサイズ』の元ネタと思われるピーター・ウィアーの名作。女子生徒同士の友情とも恋愛ともとれる関係や死に対する甘美な憧れに萌え〜!アン・ランバート当時18歳。

ジェーン・マーチ『愛人(ラマン)』


JANE MARCH 1973年3月20日生まれ
マルグリット・デュラスの自伝的小説の映画化


carpenters - this masquerade

インドシナの退廃的な熟れるような暑さと情事。フランス人の少女役を、この作品がデビュー作となったイギリス人のジェーンが体をはった熱演で萌え〜!昔、パリコレ会場で隣になって萌え二乗!!

愛人 -ラマン- 無修正版 [DVD]

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カトリーヌ・スパーク『女性上位時代』


Catherine Spaak 1945年ベルギー生まれ
60年代のフランスのアイドル、人間馬に跨がったカトリーヌ・スパークのセクシーでしかも上品な乗りこなしに萌え〜!


Eighteen in the Sun (1962) Trailer

女性上位時代がないので、太陽の下の18歳で我慢…。

アナ・トレント『みつばちのささやき』


Ana Torrent 1966年7月12日生まれ
エルスール、マルメロの陽光も勿論いいし、アナ出演のカラスの飼育、エル・ニドもいいけど、やっぱり、みつばちのささやきのアナが好き♪


El Espiritu De La Colmena

アナ当時7歳!かわいいなー。。


Ana



ミツバチのささやき [DVD]

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最近だと

ジョデル・フェルランドローズ・イン・タイドランド


Jodelle Micah Ferland 1994年10月9日生まれ
ギリアムの”アリス”ジョデルに萌え〜!


Tideland Trailer

ジョデルはこの映画の撮影中に10歳の誕生日を迎えた。


Tideland. Happy family. Part one

『レオン』のナタリー・ポートマン以来、ヒサビさグッときました〜。



http://www.tidelandthemovie.com/intro.html

ローズ・イン・タイドランド [DVD]

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ヴィンセント・ギャロ/Vincent Gallo


1961年ニューヨーク州バッファロー生まれ。
16歳で故郷を後にし、ニューヨークのアンダーグラウンドの世界に飛び込む。 8ミリ映画に出演したり、NYの路上で出会ったバスキアとバンドを組み、Mudd Clubで演奏する。以来彼は、ミュージシャンとして演奏し、画家として個展を開き、プロのバイクレーサーになり、俳優としてエミール・クストリッツァアベルフェラーラの映画に出演し、 モデルとしてCFに登場し、ハイファイ機材の批評も手がけるなど、多彩な活動を繰り広げ、その後、自分のバンドの演奏を兼ねてヨーロッパを旅行。そこで画家のフランチェスコ・クレメンテや、 ベルトルッチ監督と仕事をしているヴィクトル・キャバロと知り合い、映画製作の世界へ・・
自主制作で撮った自伝的な内容の監督デビュー作「バッファロー'66」は、彼がそのマルチな才能を映画という表現に凝縮した作品。


Buffalo '66 (1998) - Trailer

バッファロー'66』(1998年、監督・主演)により脚光を浴びる。

ギャロ語録


雑誌インタビューとネットより抜粋転記しています

 「オレが嫌いなのは、ハーモニー・コリンの「ガンモ」みたいにトレンディーなだけの映画だ。コリンは最低のクソ野郎だし、 「ブギーナイツ」のポール・アンダーソンやタランティーノも話にならない。あんな作品を作る連中は、人類の進化に貢献することもなく、商業主義に乗っかってるだけなんだ。 作品のコンセプトも映像言語も既成のものを焼き直しているにすぎない。日本人の観客は作品を見る眼を持っているけど、トレンディーなものに弱いところがあって、 コリンのダサい映画まで追いかけてしまうんだよ」
 「アクターというのは、俳優として認められるために何かを証明しなければならないような仰々しさがある。 演技にとりつかれているんだ。25年前にデ・ニーロが出てきたとき、彼はムーヴィースターだった。カリスマがあり、イカしてた。 でも演技にこだわりだして、どんどんアクターに変貌し、オレは耐えられなくなった。デ・ニーロになりたいっていう若い連中がたくさんいてうんざりするよ。 演技があまりにも芸術的になると映画のなかでは生きないんだ。その点、ウォーレン・ベアティは素晴らしかった。彼はどんな作品でも自然体でフィルムメイカーと協調関係を築き上げていた。 ムーヴィースターというのは、人類の進化のなかに無理なく適応しているコンセプトなんだよ」

これまでの俳優として出演した映画については必ずしも満足していないのが伺える発言

「オレはクストリッツァのそれまでの3作品を素晴らしいと思い、「アリゾナ・ドリーム」に出演したんだが、6ヶ月かけて撮影された27時間のオリジナル・カットが2時間に編集されたとき、 オレのパフォーマンスが台無しになってしまった。この苦痛は言葉にしがたい。アベルフェラーラは独自のヴィジョンを持った本当に素晴らしい監督だと思う。 ただ「フューネラル」で残念だったのは、撮影中に彼のヤク中がどんどんひどくなっていって、彼が思い描くヴィジョンを完璧に表現できない状態になってしまったことだ。 オレは監督として個々のパフォーマンスから最良のものを引きだす能力を持っているし、「バッファロー'66」では映画を自分で完璧にコントロールすることができた」

不毛なサバービアの恐怖

 「バッファロー'66」の物語は、ギャロ扮する主人公ビリーが、5年の刑期を終え、自由の身になるところから始まる。 彼はバッファローの両親の家に戻ろうとするが、両親に電話したときに厄介な問題を抱え込んでしまう。結婚して政府の仕事で遠くへ行くことになったと嘘をついていた彼は、 話の成り行きで妻を連れて帰ると口走ってしまう。困り果てた彼は、ダンススクールのレッスンに来ていた見ず知らずの娘レイラを拉致し、妻に仕立てようとする。 映画はそんな滑り出しから風変わりなラブ・ストーリーへと発展していくことになる。
 このドラマには、バッファローで生まれ育ったギャロの実体験が反映され、映画の中心的な舞台となる家は、かつて彼と両親が実際に暮らしていた家が使われている。 そんな映画からは、テレビにファミリー・レストラン、ボーリング場、ストリップクラブくらいしか娯楽がなく、 ヒーローになりたかったらボーリングの腕を磨くしかないようなサバービア(郊外住宅地)の日常が浮かび上がってくる。

 「オレは低所得者たちが暮らすバッファローのサバービアで育った。映画に出てくるあの家だ。そこにあるものはすべてくだらない。 若い頃は、セックスとか盗みのような犯罪がとても刺激的に見えた。なぜならどいつもこいつも、ソファーに座ってテレビにかじりついているだけだから。 本当に悲惨な世界だった。バッファローでは一年の半分が雪との戦いなんだ。だから女のパンティを脱がしたり、物を盗んだりするしかないんだ。恐ろしい町だよ。本当に恐ろしい」
 映画のなかで、家に戻ったビリーに対する両親の態度は決して暖かいものではない。母親はテレビのアメフトに熱中し、父親の態度には息子に対する敵意が見え隠れする。 そんな家族の姿から察せられるギャロの少年時代は明るいものとは言いがたいが、ニューヨークに自分の居場所を見出した彼は、なぜそんな過去を振り返ろうとするのだろうか。
 「オレはひとりの人間として自分がそれほど面白い人間だとは思わない。ばかげたエゴやコンプレックス、怒りや強迫観念にいつも振り回されている。 しかし明確なヴィジョンを持った映画を作ることによって、そんな自分というものを乗り越えられると思う。そこにオレが映画を作ろうとする動機があるんだ」

キャスティング

 「バッファロー'66」はギャロの偏執的ともいえるこだわりによって作られた作品であるが、それはキャスティングについても例外ではない。これも彼がそのほとんどを直接交渉で決めたののだが、「あいつはユダだ」と公言してはばからないクリスティーナ・リッチ。そして、撮影中何度も「ダッド」と思わず叫んでしまった程、父親に似ていたベンギャザラ。予想に反して評価の低いアンジェリカ・ヒューストン
 彼が絶賛するクリスティーナ・リッチとベン・ギャザラ、そしてそうでない人たち、その理由は・・・

タップシーンで流れるキング・クリムゾンの「MOON CHILD」が効果的に使われてた。


クリスティーナ・リッチ
 「バッファロー'66」は彼女がいなければ素晴らしい映画にはならなかった。車の中のシーンでの彼女のクローズアップでギャロの厳しい注文に完璧に応え、人をほとんど褒めないギャロをして「最高の演技」と言わしめた。
ベン・ギャザラ、ロザンナ・アークエット
 「役者の中で驚かされたのは、まずはベン・ギャザラだね。彼とロザンナ・アークエットは、テイク毎に違う演技を見せてくれた。ロザンナは素晴らしいよ。ウエンディを演じた彼女は全くウエンディそのものだった。神経質でちょっとピリピリしていて、彼女が出演している映画の中では一番気に入ってるよ。本物の彼女をあの映画の中で見せれたし、もの凄く自然に演技している。」
 「ベン・ギャザラの演技はすべてパーフェクトで素晴らしかった。彼は知的な人ではないし、年中飲んでるけど、あの演技は彼が計算して作り上げたものなんだ。オレの父親はあんなにセクシャリティーじゃないけど、彼は自分でああゆうポルノティックな感じを加えてくれて、とても気に入ってるんだよ」

アンジェリカ・ヒューストン
 「オレが作った脚本を台無しにしたのはアンジェリカ・ヒューストンさ。脚本の中であの役が一番面白く書かれていたのに、脚本が悪いんじゃないかと思わせたのは彼女のせいだよ。」
*低予算でほとんどギャラも出なかっただろう大女優もギャロにかかると形無しだけど、これこそギャロと思わせるインタビューで面白いエピソードだとぼくは思う。

コントロールする欲望の原点

 サバービアの生活は、いろいろな意味でギャロの創作に影響を及ぼしているように思える。たとえばそれは、主人公ビリーの潔癖症ともいえる性格だ。彼は出所直後に尿意をもよおすが、 少しでも人目があると用が足せないらしく、必死にトイレを探しつづける。レイラを拉致した彼は、彼女のクルマに乗り込むときにフロントガラスの汚れに気づき、 緊迫した状況であるにもかかわらず、彼女にきれいにするよう命じる。さらに彼は、自宅のベッドルームから仲間に電話した後で、ベッドカヴァーの皺をきれいにのばすのだ。
 「オレは病的な習慣について考えていたんだ。 もしオレがああいうとんでもない両親と生活していたら、どんな習慣が生まれることになるかってことだ。これは、怒りに駆られる人間がどうやって体系的に自分をコントロールし、 人生の苦痛を生き延びる道を探し出すかという社会学的なコンセプトに基づいている。仲間に電話した後の主人公の行動はまるで精神病者だが、それは同時に自分をコントロールする行為でもあるんだ」

 このコメントはとても興味深い。ギャロはアメリカのインタビューで、自分のことを"コントロール・フリーク"というように表現している。 これは、自分がすべてを完璧にコントロールすることを求めるということであり、もちろんクリエイターであれば誰もが求めるものではあるのだが、ギャロの場合には、 この完璧なコントロールということがもっと特別な意味を持っているように思える。彼には、コントロールに対するオブセッションがあり、それが映画の主人公の心理から映像表現にまで深い繋がりを持って反映されている。 この映画では、ビリーとレイラ、彼の両親の4人が食卓を囲む場面、ビリーがファミリー・レストランで昔の彼女に遭遇する場面、ビリーとレイラがスピード写真を撮る場面などで、画面を切り取る構図が緻密に計算され、 登場人物たちの感情の軋みや距離感が巧みに強調されている。

 個人的に一番驚かされたのは、彼の両親の4人が食卓を囲むシーンでのカメラアングルである。観た人は思い出して欲しいのだが、通常食卓を囲む場合はカメラの位置を避けて撮るのが当たり前なのだが、ギャロはこの常識をいとも簡単に破壊し、いままで観たことのない食卓シーンをぼくたちに見せてくれたのである。カメラがギャロの目線であり、リッチになり、ギャザラ、ヒューストンと切り替わる映像には驚かされた。ちなみに上の写真の構図が、ギャザラの目線だと説明すればわかりやすいと思うのだが、どうでしょうか?

 「オレはフィルムメイカーになる前に画家をやっていた。絵画におけるオレの言語は、構図やコントラスト、色彩であり、それは映画の表現に直接翻訳されている。 オレは撮影監督のスタイルを完全に排除し、構図とかをすべて自分で決めてから現場に撮影監督を入れるんだ。この映画では最終的に3人のカメラマンを使うことになったが、映像の違いはまったくないはずだ。 なぜなら、現場で撮影したのはカメラマンであっても、最終的な映画を撮っているのはカメラマンではないからだ。オレは撮影が終わってから1年かけてそのフィルムをどのように発展させるか考え、大きく手を加えている。 だから、この映画を観て撮影が素晴らしいと言われることがあるが、それは撮影ではなく、様々な要素がまとめあげられた映画なんだ」
 ギャロが撮影後のフィルムを具体的にどのように発展させているのかということに話を進める前に、興味をおぼえるのが、ギャロとデイヴィッド・リンチの感性の共通点だ。 リンチもその独特の感性の出発点に(特に50年代の)サバービアの世界があり、また画家であることが映画に少なからぬ影響を及ぼしている。そういう意味で、ギャロがリンチの映画をどう見るのか非常に興味深い。

この写真を見る限り果てしなくリンチの影響を感じさせるが・・・

 「オレはリンチをフィルムメイカーとしても人間としてもまったく好きになれない。彼の作品はほとんど観ていないが、「イレイザー・ヘッド」は耐えがたい。 オレは7千本の映画のヴィデオをコレクションしているが、そのなかのどんな監督や映画の影響も受けていない。映画はあくまでファンとして観るんだ。野球だったらオレはミッキー・マントルが好きだったが、 自分が野球をやることになってもマントルと同じようにプレイするわけじゃない。自分が野球はこうあるべきだというプレイをするんだ。映画に風変わりなキャラクターが登場すると、みんながそろってリンチの影響だという。 しかし、あのクソ野郎があの胸くそ悪くなる作品でデビューする前から映画にそんなキャラクターは存在していたんだ」これもギャロらしいコメントだ(笑)

ギャロが試みる映像と音楽の冒険

 風変わりなキャラクターが登場するだけでリンチの影響にされるのは彼としては腹立たしいのだろうが、サバービアで培われた感性が視覚的にどのような発展を見せていくのかという意味で、 ふたりの世界を対比してみるのは面白い。確かにギャロがこの映画で試みる映像の冒険は明らかにリンチとは違う。
 「この映画は、テレビで放映されるときに構図や色彩がどのように変わるのかということまで計算して作ってある。普通の映画作りでは絶対に無理なことをやっているんだ。 フィルムをテレビのフォーマットに変換するために、1時間で800ドルもとられるパネル・スキャンという装置を使い、4週間と4万ドルを費やして、テレビにもフィットする作品に仕上げた。 この映画はある意味では、テレビやヴィデオで観た方が完璧という部分もある作品になっている。パネル・スキャンというのは、普通は最初の2分くらいで色調などを調節して、単純に映画をテレビのフォーマットに変えるだけの装置だが、 オレはそれで毎日自分の映画を見つづけ、すべてのカットの構図や色調について細かくメモをとり、調整していった。だからどのカットも違う色を持っているし、完璧で美しいんだ。 それはもう撮影監督が撮った映像とはまったく違うものになっているんだ」

実際、ぼくは映画館で二回とヴィデオで数回観ているが、自宅でヴィデオで観てもなんら違和感はなかった。

 多くの映画監督は、映画とテレビを別のメディアと考えていると思うが、ギャロはそこに境界を設けることなく、映画をテレビと結びつけることによって、自分が完璧にコントロールすることができる環境を作りあげてしまう。 このようなテレビに対する意識は、誰もがテレビにかじりついているサバービアの生活を彼が嫌悪していたことを考えると意外な気もするが、彼の膨大なヴィデオのコレクションが物語るように、 彼にとって映画とテレビやヴィデオは非常に近いところにあるメディアなのだ。
 そんなふうに既成の境界を消し去ってしまうようなアプローチは、音楽に対する彼の感性にも現れている。「バッファロー'66」のサントラでは、ギャロ自身の音楽とキング・クリムゾン、 イエススタン・ゲッツが違和感なく並んでいるのが印象に残るが、音楽生活の方でも彼はそのコントロール・フリークぶりを遺憾無く発揮している。
 「オレは1万5千枚のアルバムを持っていて、そのジャンルは何でもありだ。この2、3年のあいだでオレがいちばん面白かったことは、アメリカをクルマで横断したことだ。ニューヨークとロスを往復するんだ。 その途中でレコード屋に立ち寄って、持ってないアルバムは片っ端から買いまくる。カントリー&ウエスタン、クラシック、ポップス、ディスコ、持ってなければ何でも買う。 それから家に戻って、全部聴いて、最高の曲や曲の一部、瞬間だけをテープに再編集する。つまらないレコードから最高の瞬間をとらえたテープが出来上がるのさ。 それは最高にファンタスティックだ。どんなつまらない曲にもイケてる瞬間ていうものがあるってことさ」

 ギャロにとって、「人類の進化」に貢献する表現とは、これまでにない独自の言語をあみ出すことだといってよいだろう。彼は、好きな監督としてブレッソンパゾリーニとともに小津をあげ、こんなふうに語る。
 「オレは昔、パリで行われた小津の回顧上映に20日間毎日通い、40本の作品を観た。字幕はフランス語だから、言葉などはまったくわからないし、あらすじのパンフもなかった。でもそれはオレの人生のなかで最高に素晴らしい瞬間だった」
 「バッファロー'66」で、主人公ビリーは、潔癖症の習慣によって自己をコントロールしようとし、ギャロは、監督、脚本、主演、音楽のみならず、撮影までも完璧にコントロールする。 この映画の言語をユニークなものにしているのは、不安定な自己を乗り越え、世界との調和を求めようとするギャロの強烈なオブセッションなのだと思う。


そして2002年、ペインティング、ドローイング、写真など約120点を展示する「ヴィンセント・ギャロ レトロスペクティヴ 1977-2002」が東京・原美術館において開催される。

翌年の2003年にはFUJI ROCKで来日


FUJI ROCK 2003


同年2003年、公開された『ブラウン・バニー

監督・主演のみならず製作・脚本・美術・撮影監督・編集・衣装・メイクまで自ら手掛けた。


honey bunny



個人的にはバッファローよりも、より偏執的で完璧主義がいかんなく発揮されたブラウン・バニーが好きなのだが、長くなるので機会があればまた紹介したいと思います。ブラウン・バニーの写真集を製作するために単身京都で紙職人と紙を選ぶ話とか面白いのですが・・・


バッファロー'66 [DVD]

バッファロー'66 [DVD]

ブラウン・バニー [DVD]

ブラウン・バニー [DVD]

最近のPVで気になったこと

このクリップどこかで見たことあるような・・・
そうゆう映像クリップをまとめてみました。

これってパクリ?それとも影響受けてるの?


早速、検証してみよー!


検証その壱!


Yuki - Sentimental Journey



Coca Cola - CM

以上は、いま売れっ子の野田凪作品 。本人の作品とはいえ既にそっくり!
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Chemical Brothers - Let Forever Be

元ネタは、多分ミッシェル・ゴンドリー




検証その弐!


YUKI - JOY

これも野田凪作品 。ちなみに昨年度のMTVビデオアワード大賞受賞作
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Daft Punk - Around The World

元ネタは、やはりミッシェル・ゴンドリー に違いない!




検証その参!


YUKI - Hello GoodBye

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Bjork - It's Oh So Quiet

元ネタはスパイク・ジョーンズか!?多分YUKIbjorkをかなり意識してるように思われる・・・



検証その四!


木村カエラ - Circle

島田大介の作品だけど・・・・
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Kylie Minogue - Come Into My World

これはもう完全パ○リでしょ!?これもまた元ネタはミッシェル・ゴンドリー
ここまでやるならカエラも増やせ!!




検証その伍!


Scissor Sisters - She's My Man

これも野田凪の作品
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元ネタは欽ちゃん仮装大賞のピンポン !モロです!!
これはパクリではなく、コラボものみたいですが。。


ちなみに、YUKI自体はがんばってるし彼女の映像作品は日本のPVとしてはレベルが高いとは思うのですが。。


みなさんは見てどう感じましたか?